H250906_コンプライアンス教育 本文へジャンプ

【コンプライアンス教育について】


  防衛省との契約を希望する社は、コンプライアンスに係る特約条項に基づき、所定のコンプライアンス教育を実施することが要求されています。

 弊社(平和産業)は、三菱重工梶iMHI)殿をプライムとして防衛省に装備品を納入しています。このため、防衛省とMHIとの特約条項に基づき、弊社に「飛行安全教育の実施を要求」されました。

 MHIからは、講師(パイロット)を紹介するということだったので、迷わず、つばさ会のHPでご活躍振りを拝見していた織田顧問(防18)にお願いしたところ、快諾していただきました。

 講話は、調整の結果、平成25年9月6日(金)浦安ブライトンホテルで実施することとし、織田講師には、大事な同窓会ゴルフ大会参加をキャンセルして講義に来ていただきました。弊社からは、社長以下、船橋・市川工場の約100名が受講しました。

 講話は、「航空防衛力と飛行安全」と題し、空自機のビデオ映像から開始され、「航空防衛力について」、「戦争形態の歴史的変化」、「航空防衛力の特性」等、航空防衛力の基本的事項から解きほぐしていかれました。会場の社員の多くは若い世代ですが、ある女子社員は織田講師やスクリーンの写真撮影をするなど、みんな興味津々に聴いていました。

 講話は、後半の飛行安全に移っていきました。「飛行安全の重要性」、「飛行安全確保の方策」、そして、ご自身の経験も踏まえての事故の分析と対策については、具体的かつ身近な例もあり、講話の内容に社員の注目度も一段と上がっていました。

 講話を聴いた社員からは、「機体やエンジンの部品を図面通りチャンとつくることで、航空自衛隊の戦闘機を安全に飛ばすことができて、結果的に日本の安全が保証されるんだ!」との感想がありました。

 織田講師には、9月27日(金)、弊社の駒ヶ根工場(長野)での教育もお願いしています。このような教育の機会を得ることができましたのも「つばさ会」という空自OB間の情報交換の場があったおかげだと感謝しています。



     (記事;平和産業株式会社 品質保証部 部長 小林 健治、画像:n-alfa)


参考:平和産業と小林OB
http://www.mod.go.jp/j/approach/others/syusyoku/taishoku/reemploy.html