つばさ会トップ
支部ニュース
過去記事
H22.7
H22.10
H221116
H221123
H221201
H221221
H230124
H230228
H230917
H231105
H231119
H240128
H240428
H240617
H240726
H241023-25
H241110-16
H250320
H250409
H250423
H250502
H250507
H250509
H250521
H250605
H250609
H250626
H250724
H251120
H251123
H251202
H251203
H251216
H251217
H251224
H260107
H260121
H260204
H260218
H260311
H260326
H260408
H260517
H260520
H260617
H260617
H260625
H260723
H260930
H261119
H261202
H261212
H261213
H261215
H261217
H261221
H270111
H270123
H270123
H270221
H270303
H270403
H270405
H270409
H270409
H270429
H270518
H270526
H270609
H270624
H270730
H270903
H270917
H270930
H271007
H271105
H271204
【入間つばさ会 写真部】
入間つばさ会写真部
六義園
「光芒爆発」撮影会記
岩下 洋
平成27年12月4日、こよなく写真を愛し創作意欲旺盛な正信氏の呼びかけにより、芸術的作品をものにせんとする高澤、永田、岩下の諸氏が参加、都内の名勝
六義園
における紅葉撮影会が実施された。一行は09:49所沢駅に集合、11時頃染井門より六義園に入場、入場料はシニア150円、シニアの証明は生まれ年の自己申告である。
少し風があるものの寒くなく、天気晴朗、平日のため入場者も少なく、絶好の撮影環境の中、正信氏の案内により、一行は庭園を反時計回りに勇躍撮影を開始した。
正信氏の事前現地調査通り紅葉は見頃を迎え、先ず真っ赤なモミジが池に広がっている所で足を止めた。
今回の撮影目的の一つは先の長野撮影会において非凡な写真家久野氏に伝授された非凡な「風を利用した写真」と「光芒爆発写真」撮影技術の現地応用であった。
池では早速「風の写真」を試みたが、風が弱く思ったような写真にならず先に進む。
少し歩くとツツジ茶屋の裏に出たが、其処で「光芒爆発」撮影を試みた。これはズームレンズを動かしながらシャッターを切る技法で、色々やっていると以下のような事が判った。
一 シャッターを押してからレンズを動かすと種々の被写体から光芒が伸びる。或いは光芒の先に種々の被写体が止まる。また、レンズを動かしつつシャッターを切ると光芒が中心から放射状に伸びるのみで識別できる被写体は殆どない。
二 被写体の背景が明るいと美しい筋となるが、背景が暗いと黒い筋が目立ち綺麗な絵にならない。
三 レンズの稼働を少なくし被写体が識別出来るようにした方が変化のある写真となる。
此処でお昼となり、近くの茶店前で休憩、名物(店の女主人の言)の団子と豚汁を楽しんだ。
休憩後は再度、林の中で黄色いモミジの「光芒爆発」撮影を試みた。ここは青空を背景にモミジの葉が逆光で黄色に輝き全天を覆っているため、光芒が美しく、芸術的と思われるものも撮影できた。しかし、「光芒の爆発」撮影には未だ解明すべきものがあると思われ、試行錯誤しながら自分で習熟する必要があるように思えた。
只、このような遊びに似た写真が今後、写真の一分野を占めるかどうかについては、浅学にして判断できないが、少なくとも写真に対する視野を広める効果はあると思われる。
撮影の最後は六義園の名所「渡月橋」での撮影である。此処は紅葉と橋、渡る人、池を撮るのが定番で、最適の撮影ポイントは橋を渡って廻り込んだ小道の上、少し高くなった処である。此処からは橋を渡る人の背景が池となりスッキリした構図になった。
此処迄で本日の予定は終了、カメラの記録メディアも略一杯になり、俄かに帰心が沸き起こり、13:30一行は六義園を後にした。
記事及び写真 岩下 洋