つばさ会トップ
新年挨拶トップ
【新春メッセージ】
『新春のご挨拶』
東海つばさ会会長 佐藤 裕紀夫
新年明けましておめでとうございます。つばさ会会員の皆様には新たなる年を爽やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。
今年は、平成最後の年となり、今上陛下の御退位と現皇太子殿下による皇位継承が行われ、新たな元号に移行する大変喜ばしい年になります。これを契機として更に我が国が活性化し、更に豊かで平和な国に向かっていくことを願っているところです。
しかしながら、昨今の国際情勢とりわけ東アジアにおける国際軍事情勢は大変厳しく、中国の対日接近の姿勢の兆候がみられるものの、依然として米中の貿易戦争に端を発した軍事的な緊張が東シナ海や南シナ海で続いています。また、北朝鮮の核・ミサイル問題もいっこうに解決に向かわない状況です。
こういった軍事環境の中、自衛隊特に空自現役隊員の皆様には緊張の中での迎春となっていることと拝察していますが、我々つばさ会会員も軍事環境に対する緊張感と問題意識を共有しながら新年を迎える覚悟が必要であると認識しています。
東海つばさ会は、日頃から小牧、岐阜、高蔵寺等の近傍基地と密接に連携して隊員の活動への協力・支援を行うほか、基地で実施される各種行事には会員が積極的に参加し、また東海つばさ会の行事にも出来るだけ多くの隊員の皆さんを招待して、現役空自隊員との交流を行っています。
また、部隊に対する協力支援活動・現役隊員との交流のほか、会員相互の親睦活動についてもつばさ会会員に限定せず、基地OB会などと協力し、ハイキングやゴルフコンペ等東海つばさ会の行事等において各OB組織の垣根を越えた交流を実施しています。東海つばさ会は、今年もこういった諸活動を積極的に実施し、基地及び隊員を支援し、基地行事に参加するとともに、同好会活動を積極的に推進し会員相互の親睦を深め、健康の維持に努めていきたいと思います。
最後に、憲法を改正して自衛隊の地位が明確になり、隊員の皆さんが安んじて国の独立と平和を守る任務に邁進できる環境が整う日の訪れることを期待しつつ、小牧基地・岐阜基地をはじめ航空自衛隊の益々のご発展とつばさ会会員皆様のご多幸をお祈りしながら、新年のご挨拶とさせていただきます。