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エアーメモリアル in かのや2017
H29.05.04
エアーメモリアル in かのや2017
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4月30日(日)、鹿屋商工会議所が主催するエアーメモリアルinかのや2017が鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋基地で開催されました。
このイベントは、「海上自衛隊鹿屋航空基地の開隊40周年を記念して、平成6年から開催されてきたエアメモは、
・鹿屋航空基地と大隅地域の円滑な協調関係の更なる醸成
・大隅半島の地域振興を図ること
を目的として、自衛隊・地域住民・行政の協力のもと、鹿屋市の3大祭りの1つとして定着し、市内はもとより県内外から来られる多くの皆さんが毎回楽しみにしているイベントです」とのこと。
イベントは、7:55 - 8:15のオープニングセレモニーに続き、以下のフライトが実施されました。
・鹿屋基地所属のP-3C機動展示
・新田原から飛来したT-4飛行展示
「梅組のT-4」と紹介されていました。
・陸自第1空挺団による落下傘降下展示
良く見ると左右の扉から同時に降下しています。新型傘使用と思われます。
・WP(Whiskey PaPa)によるアクロバット飛行が午前、午後の2回実施
単機での♥や背面、ループなど、多くの演目を披露。
・民間のシエルブルー鹿屋による自転車の疾走
展示走行の予定であったが、だんだんと本気モードになってきたと。
・海自小月基地所属のT-5飛行展示
鹿屋での展示は珍しい。小月では4機での飛行展示が見られると。
・鹿屋基地所属の救難ヘリコプターUH-60J救難飛行展示
展示後、来場者に挨拶する。機体の構造から60Jというよりは、60Kのようだ。
あの日も捜索や救助に飛んで頂いたのかもしれない。
・陸自装備機動展示でバイク、6輪装甲車及び軽装甲機動車が展示を実施しました。
ジャンプ後、着地に失敗、派手に転けて、痛かっただろうに、最後まで見事に展示を続けた。
バイクは、KAWASAKI製。
誘導路上での展示、模擬射撃、模擬対抗射撃は、大変に珍しい。
・鹿屋基地所属の地上救難車両の新消防車などが消火展示
出動する消防車群、しかし、なかなか火は消えてくれない。
・再び、最後の演目として、3機のP-3Cが機動展示を実施しました。
P-3Cによるタッククロス
この後、再集合して、再度のタッククロスも披露。
最後ブレイク、着陸かと思いきや、このあと、単機毎に挨拶に。
背中を見せてご挨拶。
この他、地上イベントとして、ゆるキャラ行進訓練、佐世保音楽隊演奏会、P-3Cと綱引き、和太鼓演奏、ゆるキャラダンス、航空学生ファンシードリル展示、和太鼓演奏、Mingo Mingoライブショー等、多彩な展示が実施されました。
ゆるキャラ行進訓練
航空学生によるファンシードリル。向こうは、退役間近なUS-1。
加えて、地上展示として、退役直前で最後の展示となるUS-1や嘉手納から飛来したP-8の内部が公開されるなど、貴重とも言える展示がありました。
まさか、ここでP-8の内部が見られるとは。
コンソールとディスプレイ。
奥にソノブイ等の投下装置も(画像は、自主規制)。
また、会場には入間から飛来した飛行点検隊のYS-11も展示され、事故や葛藤を乗り越えてここに来たのかと思われる勇姿を表しており、心強く感じました。
YS-11の内部も公開されました。
慰霊の山。中央の山の向こう側です。
管理事項ですが、以前は車両で直接基地内に乗り入れできましたが、事前駐車券を入手した人以外、今年は近くの駐車場に止めてバスで移動するパークアンドライド方式に改められました。
話を聞くと、昨年、基地内に駐車したまま、基地外に出て、しかも飲酒して帰ってきた事例があったということで、今回の処置になったそうです。
話をエアーメモリアルに戻します。近隣の人に話を聞くと、ブルーが来るのを楽しみにしている人も多く、今回は来ないと話すと驚いたような顔をされます。ブルーのフライトはなくても催し物も多く、大変い楽しめるイベントだと思います。工作所での作業の概要やフライトシミューレータ等、他にも見所がたくさんあります。
大変遠い地での航空ショーですが、機会がありましたら、是非、お越し下さい。P-3Cによるタッククロス、ブレイク等、見所もいっぱいです。
(画記:n-alfa)
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おまけ
二式大艇
C-2は、このサイズを超えた。
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自衛隊レポート by n-alfa