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小松基地航空祭2018


                            H30.09.20
                            H30.09.21改
 小松基地航空祭2018


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 平成30年9月16日(日)平成30年度小松基地航空祭前夜祭が小松市内のホテルで実施された。
 前夜祭は、石川県防衛協会、小松基地友の会及び小松基地の共催で実施され、会場は各団体の関係者や歴代基地司令、関係企業並びに周辺自治体等招待者で大入り満員状態であった。










  招待者を出迎える基地司令(右)と団副司令   小松基地司令 門間政仁空将補の挨拶
 主催者を代表して挨拶した小松基地司令 門間政仁空将補は、冒頭で北海道地震による被災者に対するお見舞いの言葉を述べるとともに、本州唯一のF-15戦闘航空団として災害派遣対応及び国防に万全を期すとの決意を述べられた。また、「昨年、台風で中止となったことから、2年ぶりの航空祭であり、訓練は十分に実施できた。」とのユーモアを交えた発言及び「明日の天気は晴れである。」と直近の天気予報とは異なるに発言に会場は大いに沸いた。













   基地司令による挨拶      ギター演奏と歌で盛り上がる会場

 翌日、9月17日(祝日、月)は、前日の天気予報とは異なり早朝から青空がみられる好天となった。絶好の航空祭日和となった小松駅前のタクシー乗り場には、6時過ぎから長蛇の列ができ、0745の基地開放に向けて、多くの観客が続々と基地に向かっていた。










    BI撮影エリアから臨むF-15     BI撮影エリアからのブルーインパルス











     RF-4E               F-4EJ(記念塗装機)










  地上展示機を一周する人気の花自動車       圧巻のF-15による大編隊飛行

 飛行展示は、予定通り実施され、オープニングフライト、迫力のある303SQ及び306SQによる機動飛行は、会場に詰めかけた来場者に日頃の訓練成果を存分に披露していた。
 また、今年もエプロンの中央に設けれれた「ブルーインパルス撮影エリア」には、1分間の撮影時間に対する約20分の待ち時間にもかかわらず、カメラを持参した多くの老若男女が列を作っていた。
 なお、その横に「キッズ&障がい者エリア」が設けられており、一昨年の「車いす専用エリア」から拡充され、多くの子供連れの観客で賑わっていた。
 地上展示は、エプロンの北側からC-130H、T-7、T-400、RF-4E、F-4EJ(記念塗装機)、UH-60J、U-125Aの順に配置され、この一角を子供連れの家族を満載した花自動車が周回していた。エプロン中央にブルーインパルス、前述の撮影エリアの南側に、基地所在のF-15、F-2等が配置されていた。










   エプロン最右翼に配置のC-130H         T-7










     新型のUH-60J             U-125A
 エプロンの南側には、エプロン入口手前から消防車、2作隊の施設車両、6防隊の防空器材、高射部隊車両が配置されていた。また、各種格納庫で実施された地域活性化ブースや中空音楽隊演奏、装備品等展示は、多くの観客で賑わった。










     消防車及び施設車両            基地防空器材










      ペトリオット             F-15の作動展示

 平成30年度小松基地航空祭祝賀会は、1115から基地体育館を会場として実施された。門間基地司令の挨拶に続いた、地元協力者等来賓の挨拶では、前夜祭の基地司令の「晴れ」を具現したということで、小松気象隊への賛辞が多かった。今年も、懇親の場は、約1000名の来場者で大盛会であった。










   挨拶する基地司令 門間政仁空将補         祝賀会場の様子

 体育館横では、今回から開始された警備犬訓練展示が午前中2回、午後1回実施された。午後になるとやや低い雲が多くなり、「午前中は幸運だった、午後はいつ雨が降ってもおかしくない。」との気象隊長の言葉通りかと思われた。
 1235のウォークダウンから予定されたブルーインパルスの飛行訓練展示は、民航機の離発着に合わせて、やや遅れての実施となったが、厚い雲のため、演目は水平を主体に組まれていたものの、多くのファンから歓声を浴びていた。











 1530までの基地開放は予定通り終了し、2年ぶりの小松基地航空祭は幕を閉じた。来場者は前回から約5万人増の、約12万3千人であった。(基地発表)


 おまけ










      基地慰霊碑



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