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令和元年度小松基地航空祭


                            R01.09.18
 令和元年度小松基地航空祭


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 令和元年9月15日(日)令和元年度小松基地航空祭前夜祭が小松市内のホテルで実施されました。
 今年も、石川県防衛協会、小松基地友の会及び小松基地の共催で実施され、前夜祭の会場は、各協力団体の関係者や歴代基地司令、関係企業並びに周辺自治体等の招待者及び基地主要幹部の皆さんで埋め尽くされました。










  小松基地司令 門間政仁空将補の挨拶    会場に飾られていた氷で掘られたF−15
 主催者代表挨拶で小松基地司令 門間政仁空将補は、関係協力団体等の常日頃からの支援に対する謝辞、並びに本州唯一のF-15航空団として各種事態への対応に万全を期す決意を述べられるとともに、台風15号に伴う千葉県の災害派遣を実施中であること及び9月初旬に不慮の事故で急逝された家族会会長への弔意を表されました。











    開門30分後のバックハンガーの状況     開門1時間後のエプロンの観客
 翌日、9月16日(祝日、月)は、朝から雲一つない晴天で、絶好の航空祭日和となりました。宿泊していたホテル前の路上では、早朝6時にも関わらず、列をなして歩く家族の一団や、自転車で並走するカップル等が次々に基地方向へと向かっていました。ホテルから送迎バスで基地に向かうと、0745の開門にも係らず、0810を過ぎても徒歩入場の東門に向けて観客の長蛇の列ができていました。










  エプロンに並んだ6空団と飛教群のF-15   久しぶりに6機揃ったブルーインパルス











     大人気のF−4とRF−4       同じく人気沸騰の米空軍F−16

 昭和36年の基地開設から58周年となった今回の航空祭は、「令和元年航空祭in KOMATSU」と命名され広報されました。メインとなる飛行展示は、予定通り実施され、オープニングフライト、F−15機動飛行は、会場に詰めかけた来場者に日頃の訓練成果を存分に披露していました。











  F-15による1回目の大編隊飛行       F-15による2回目の大編隊飛行

 また、今年は米空軍F−16の飛行展示が実施され大迫力の演技を観客に披露していました。午前中は、救難展示、飛行教導群F-15による機動飛行及びF-15による大編隊飛行、F-2、F-4展示が実施されました。










  UH-60J及びU125Aによる救難展示       エプロン北側に展示された各種ヘリ

 地上展示は、エプロンの北側にU-36A、SH-60K、UH-1、AH-1、F-2、RF-4、F-4EJ、UH-60J、U-125A、3機のF-15と配置され、この周囲を花自動車が周回していました。エプロン中央に6機のブルーインパルス、2機のF-16、C-130Hが配置され、その隣には陸自車両、なんと戦車が鎮座、以後南側に向かってU-4、C-2、T-7、T-400、ペトリオット、基地防、施設車両が配置されていました。










   エプロン中央に配置のC-130H       エプロン中央に鎮座していた陸自戦車










     エプロン南角のU-4、C-2         エプロン南角のC-2とT-7
 また、格納庫内に各種ブースが開設され、ミニライブや中空音楽隊演奏、各種装備品等展示は、日陰を求める多くの観客で賑わいました。











     T-400及びペトリオット器材         基地防空器材及び施設器材

 令和元年度小松基地航空祭祝賀会は、1115から基地体育館で実施されました。門間基地司令の挨拶では、@陸自戦車の初参加、A米空軍F-16の初参加、B小松航空祭でのブルーインパルス全6機参加、C基地司令奥様の参加、という四つの工夫が紹介されるとともに、小松気象隊による長期間の晴天確保に向けた活動が今日の天気を実現した付言されました。
 今年も、懇親の場は、約1000名の参加者で大盛会でありました。











   挨拶する基地司令 門間政仁空将補         祝賀会場の様子

 体育館の横では、今年も警備犬訓練展示が午前中2回、午後1回実施されました。午後になると山側に雲が出始め、午後の飛行展示のメインであるブルーインパルスの飛行訓練展示は、見る方向によっては時折、雲の影となる状況でありました。












 基地開放は予定通り終了し、令和元年度小松基地航空祭は幕を下しました。来場者は昨年から約6千人増の、約12万9千人(主催者発表)とのことでありました。


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