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川柳大会見学記


                                25.12.10
                          

 川柳大会”初”見学記

  
 会場における願法みつる川柳部長

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 平成25年11月23日(土・祭)に、つばさ会川柳部長の願法氏も選者に加わって居られる川越市市民文化祭川越川柳大会を初めて訪ねました。この大会は、関東地区で行われる数多くの大会の中でも古い歴史を有する一つで、今年は第65回目ということでした。川柳大会という場に初めて足を踏み入れた編集子が、願法部長の説明を伺いながら確認した大会の様子は、次のようなものでした。




 この大会は、タイトルからもお判りのように川越市と連携主催して、行政文化祭行事の一環として例年実施されているようです。このように地域行政と連携することは、文化事業の実施と大型公共場所の確保という面で、相互にメリットがあるようです。勿論このような連携行事とは別に、川柳吟社が独自に主催して実施する大会も多いのだそうです。願法部長が代表を務める埼玉川柳社などがそうなのだとか。各大会への参加柳人は、関東地区では小は60名位から大は200名位だそうです。今回の川越の場合は110名程で、例年の規模だそうです。


 大会の流れですが、三々五々来場する参加者は、受付で着到簿を受けて自らの柳名(雅号)を記入提出します。その着到番号がその日の固有番号になり、受領した句箋(出句を書く短冊形の専用用紙)の下部には、その固有番号が付されています。
自由に席を決めた後、句箋に課題句を書き込みます。一枚に一句です。記名はしません。





 課題と投句数は予め示されていますので、事前に作句して来られる方が殆どですが、中には会場に来てから作句する方もおります。今回の課題等は次のとおりでした。
  課題=「戸惑う」・「気迫」・「のこのこ」・「慣行」・「値打ち」・「寛ぐ」・「ランク」以上、各二句詠みます。
  特別課題=「守る」一句詠みます。

 各題の選者さんは主催者が依頼した関東地区の柳人で 願法氏は「値打ち」の選者さんでした。これら課題や選者名は、会場正面に大きな書き垂れで表示されており、仲々の威容です。投句締切時刻が定められており、会場正面に設置された課題ごとの投句箱に投入後は、開会時刻まで自由になり、昼食を兼ねて川越の街に出掛けられます。
 
 一方、選者さん方は、これからが選句の時間になります。
 今回は約220句から三才・五客・三十秀という優劣序列をつけて計三十八句を選考することになります。今回は時間的には余裕があるとのことでしたが、大会によっては300句位からの選句もあり、その場合は大層気持の上でも忙しいそうです。(選句数の量や位付けの要領などは、関東と関西という地域的な違いでも差があるのだそうです。)

 開会後は、市長(代理)以下の来賓祝辞に続いて、各課題順に披講(選者による入選句の読み上げ)が、下位の作品から順次三才(天地人)まで行われます。
 選者による入選句の読み上げに対して、作者は呼名します。呼名とは、つまりそれは自分の句ですと名乗る訳です。その呼名は、先に貰った着到番号と自分の柳名です。呼名に応じて、披講選者の脇に位置する文台という役の人が、作者の名を大きな声で会場内に復唱します。参加者が呼名を忘れた時などは、文台が句箋の裏に書いてある句箋番号で作者名を読み上げたりします。



 課題に対する投句数に比して、入選句は五分の一位の率ですから、没句つまり抜けなかった句も多い訳です。ですから披講も最終盤の三才3句のころになると、それは優秀句ですから、場内が何となくどよめきます。

 披講の間、参加者は自分句がいつ読まれるかと選者の読み上げに耳を澄ませながら、目を閉じている者、ノートを広げて待っている者など、案外緊張感の漂う会場の雰囲気です。7題への投句数は14句になる訳ですが、最後まで1句も抜けなければ全没と言うことになり、川柳人としては残念に思えることのようです。ですから自分の句が初めて抜けた人の顔は、一瞬安堵の様子を見せます。

 課題の披講が終わって一休み。その間、採点係の方々による合点(順位を決めるための得点合計)作業が行なわれます。秀句は1点、客は2点、三才は3点とし、同点の場合は着到簿順ということにするそうです。
 その後、表彰式となり、優勝者から順次紹介され、賞品が渡されます。今回の賞品は30位まででした。
 更に特別課題の披講と賞品授与があり、主催者側の閉会挨拶に続き、大会は終了します。




 終了時刻は午後4時少し前で、どの大会も大体同じ頃だそうです。

 参加者は午前10時頃からの緊張から解かれて帰路につきますが、今回の参加者も関東周辺都県からの顔ぶれが多かったと言うことです。


 多くの参加者がどの様な感想を持たれたのか、伺うことは出来ませんでしたが、皆さんそれなりに一日の川柳人生を楽しまれたのではないでしょうか。




                           (記事及び画像:n-alfa)


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