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南九州つばさ会だより


                          H30.11.16

 
南九州つばさ会「山幸祭参列」

               南九州つばさ会事務局 佐藤祐治

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 11月10日土曜日に、南九州つばさ会黒田会長以下3名は、第28回山幸祭
(さんこうさい)に参列しました。
山幸祭は、日向市の民間会社の「七組」が、新田原基地の北に位置する尾鈴山の山中で37総演の参加中に殉職された関直孝3尉、平井哲雄3尉の慰霊と山の神に感謝することを目的として行っている祭事です。

 話は平成3年に遡ります。10月に林道の工事を行っていた七組が、航空機の部品の一部を発見し、基地に連絡を頂きました。直ちに基地が現地調査を行った結果、部品は、昭和37年11月14日に演習参加中に遭難したF−86F2機の機体の一部であることが判明しました。
 事故当時の遭難地点は、険しい山中で道路もなかったことから、全ての機体の回収はとてもできず、やむを得ず山中に埋設したものでした。これを発見した七組社長の川越正七氏は、「これは遺品であるから、しっかり慰霊しなければならない。」と考えられ、自ら私費を投じて、部品を集め、真新しい白布でこれをくるみ、あらためて埋設し、そこに慰霊碑を建立して頂きました。
 こうして第1回の山幸祭が、平成3年11月21日に七組川越社長により、ご遺族をお招きして行われました。以来、11月上旬の土曜日に毎年続けて七組により山幸祭が執り行われ、今回で28回目となりました。
 基地からも基地司令をはじめとする多くの自衛官と南九州つばさ会、基地OB会及び翔友会の代表が参列させて頂いております。長年ご主催いただいた川越社長は、残念ながら平成12年にお亡くなりになりましたが、その遺志を引き継がれた岩本健司社長もまた、毎年開催して頂いております。

 今年の山幸祭も例年にたがわず、平田神社による厳粛な神事を行った後、記念植樹と直会を慰霊碑前で行いました。直会では、もはや山幸祭の名物の一つとなった「かっぽ酒」とともに、七組の皆様お手製の山の幸のお料理をおいしくいただきました。終わりの挨拶前には、森垣翔友会顧問の発案により故川越社長もかかわられた予科練の歌も飛び出し、我々も慰霊と感謝の気持ちをむねに楽しい時間を過ごさせていただきました。
 今年は、特に台風24号の襲来で荒れた道や慰霊碑周辺の整備もことのほか大変だったそうです。これらの整備や山幸祭や直会の準備を長い時間をかけて行っていただいた七組の皆様に大いに感謝したいと思います。
















       
       H30山幸祭集合写真


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