☆-------------------------------------------------------------------☆
i 飯塚浩二『日本の軍隊』(岩波書店、2003)3頁。
ii 『留魂』(陸士第51期生会、1976、昭和51年)229頁。
iii 法本義弘『日本人の死生観』(国民社、1944、昭和19年)242~243頁。
iv 長嶺秀雄『日本軍人の死生観』(原書房、1982)191頁。
v アメリカ海軍協会編『リーダーシップ』(日本生産性本部、1981、昭和56年)128頁。
vi 「統率学習資料」(防衛大学校防衛学教室、1980、昭和55年)88頁。
vii C・D・ボーエン『判事ホームズ物語(上)』(法政大学出版局、1977、昭和52年)272頁。
viii 長嶺秀雄『日本軍人の死生観』(原書房、1982)186頁。
ix 米国では、現在でも兵士であるということを言えば、各種の割引が得られるし、宿泊施設の利用や、娯楽施設の入場料、公共の博物館なども無料である。そして殉職したときは、アーリントンなどにある国立の墓地に栄誉をもって埋葬されるのである。よく無名戦士の墓という言葉を聞くが、米国においては、国外で戦死した兵士の遺体は、本国に持ち帰り埋葬する。全ての兵士が戻ってくるまで、その戦争は終了しないという国としての信念がある。ちなみに、米国の、兵士に対する各種のサービスは、必ずしも米国軍人に限らない。どこの国の兵士に対しても行われている。また、中国でも軍人に対して同様のサービスが行われている。各国は兵士に対して、国のために命を懸けるという崇高な使命を理解し、そのための施策を行っているのである。単純だが、太平洋戦争時の米国では、国民がどれだけ兵士の支えになったかの例として次のようなものがある。アメリカでは、戦時中ペプシ・センターで兵士であれば無料でペプシ・コーラを飲むことができ、サンドイッチとハンバーガーを5セントで買うことができた。この考え方は、現在でも引き継がれている。金額にして、どうということはないが、兵士であることを誇りに思う気風が続いているのである。
x イザヤ・ベンダサン『日本人とユダヤ人』(山本七平訳、山本書店、1970)72頁。
xi 長嶺秀雄『日本軍人の死生観』(原書房、1982)38頁。
xii 大友立也『組織よ人をこう見てほしい-アージリス経営学入門』(日本生産性本部、1969)200頁。
(アージリス:1947年クラーク大心理学士、1969年エール大学経営管理学教授、主著の5つは最高国家公務員行政業務再訓練課程用の指定図書になっている。)
xiii 瀬島龍三『日本の証言』(扶桑社、2003)28~29頁。
xiv 『英霊の言乃葉-第8輯』(靖国神社社務所、2004、平成14年)73頁(父あての遺書の一部)。
xv 『英霊の言乃葉-第7輯』(靖国神社社務所、2003、平成13年)12頁(両親あての書簡の一部)。