ニュース2011年12月12日



FX 今週にも採用機種決定へ

  12月12日付のNHK NEWS Webは、「航空自衛隊の次期戦闘機=FXの機種選定を巡って、政府は、候補となっている3機種の性能などを総合的に評価したうえで、今週にも、安全保障会議などを開いて、採用する機種を決定することにしています。 」と報じています。

 続けて、「航空自衛隊の次期戦闘機=FXは、▽アメリカ製の「FA18」、▽アメリカなど9か国が共同で開発を進めている「F35」、▽ヨーロッパの4か国が共同開発した「ユーロファイター」の3機種が候補となっています。これについて、一川防衛大臣は、記者会見で、「たいへん重要な機種選定であり、批判が出ないよう、厳正な手続きを行い、まもなく決めなければならない」と述べました。防衛省は、作業チームを設けて、性能や価格に加え、機体の製造や整備に日本企業がどこまで関わることができるか、といった評価基準に基づいて、機種ごとに採点する作業を進めており、近く、岩崎航空幕僚長が、一川大臣に対し、合計点が最も高かった機種を上申する予定です。そのうえで、一川大臣が、防衛省の中江事務次官らによる「機種選定調整会議」に諮問し、「政務三役会議」を開いて、機種を決めることにしています。政府は、今週16日にも、野田総理大臣らも出席して安全保障会議を開き、採用する機種を正式に決定することにしており、閣議で了解される見通しです。」と、航空幕僚長から逐次報告が上がり、決定される運びとなるようです。

  F-4の減勢は待ったなしの状況であり、かつ我が国を取り巻く状況には厳しいものがあります。適切な選定がなされ、我が国防衛に早期に寄与して欲しいものです。


関連URLも参照してください。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111212/k10014563431000.html