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【2012自衛隊観艦式予行−「ひゅうが」艦上から】

 平成24年10月11日、観艦式予行が相模湾で実施されました。
 今回も縁があってか、「ひゅうが」に3回目の乗艦。先の体験航海で寄港した横浜大さん橋から、観艦式の実施される相模湾に出港しました。
 観閲式の参加艦艇は40隻、参加航空機は33機の編成。ただ、E-2Cや海上保安庁の艦艇等の一部は、時局下、不参加でした。
 艦艇及び航空機の観閲・祝賀飛行は12:00〜12:26の間で、訓練展示は12:41〜13:18の間で実施されました。観閲部隊観閲艦は「くらま」で、今回乗艦した「ひゅうが」は随伴艦として「くらま」の後方に位置しました。
 受閲艦艇部隊旗艦は「あきづき」で、この後に7群からなる艦艇群が続き、最後にオーストラリア、シンガポール、そして米海軍の艦艇が続きました。
 受閲航空部隊は、指揮官機UP-3Cを先頭に4群からなるヘリ部隊と、TC-90×3機等からなる6群の航空機部隊で構成されていました。第9群に予定されていたE-2Cは不参加でした。第10群はF-2×3機が欠で、F-15×3機のみが飛行しました。訓練展示部隊は7群から構成され、第1群の「はたかぜ」「しらね」による祝砲発射を皮切りに、戦術運動、潜水艦の浮上、「いせ」、「あさゆき」からのヘリ発艦、補給艦「ましゅう」等による洋上給油のデモなどが実施されました。
 「ひゅうが」の艦内では、相模湾への航海の途中、艦船の概要説明、音楽隊演奏、装備品展示等が実施されました。
 それでは、写真により当日の概要をご覧頂きます。
ひゅうがの艦長 田邉 明彦 1等海佐。 君が代が吹奏される中、自衛艦旗掲揚

横浜ベイブリッジをくぐる@0909  陸自東方音楽隊が「軍艦行進曲」他4曲を演奏

CIWSの説明と模擬ミサイル迎撃を展示 敬礼も凜々しい、CIWSに迎撃されたミサイル君

艦艇の観閲開始 登舷礼を行う第1群「はたかぜ」
後方に移動していく第4群の潜水艦 ペルシャ湾で活躍した掃海艇「みやじま」も参加
東日本大震災災派でも活躍した第6群のLCAC 豪州海軍のフリゲート,"SYDNEY"
航空機の観閲、P-3Cの3機編隊 空自からはF-15、3機が百里から参加
 訓練展示に向け、観閲艦「くらま」が反転する。 同じく「ちょうかい」「あたご」が続く
訓練展示は、「はたかぜ」の祝砲で開始 「たかなみ」等3隻による戦術運動
「いせ」から2機のヘリが発艦 補給艦「ましゅう」から「はるゆき」に洋上給油
IRフレアー発射後、高速航走するミサイル艇 P-3C、対潜爆弾投下の瞬間
4つの水柱の上を2番機が航過 最後は、US-2×2機が離着水
各艦は、それぞれの港に帰港していく。 「ちょうかい」も「ひゅうが」を離れていく。
夕暮れの中、自衛艦旗が降ろされる。 帽振れの見送りを受けつつ、退艦。


 今年の観艦式のテーマは、「守る この海・夢・未来」。作者の内河 裕信氏は、「子どもの頃、大きな海は「夢」そのものでし た。「夢」をもつことが難しくなったと言われる今の時代に、いつまでもこの「海」を守り、子ども達の「夢」そして「未来」 を守ってほしい、との願いを込め」作成したということです。
 
なお、観艦式の様子は、「10月14日(日)10:45〜14:15 海自HP上で観艦式の動画ライブ配信」でご覧頂けます。詳しくは、こちらのURL- http://www.mod.go.jp/msdf/formal/kankan/2012/index.html -をご覧下さい。