2012自衛隊観艦式予行 本文へジャンプ

【入間航空祭】

 平成24年11月3日(土、祝日)、空自入間基地で航空祭が開催され、約22万人の観客(基地HP)でにぎわいました。
 朝こそ曇りながら徐々に天候も回復していきました。YS-11FCやU-125の飛行点検隊機、シルバーインパルスと自称する平均年齢50才のベテランPが操縦する総隊司令部飛行隊のT-4フライト、久々の2輸空の5機編隊飛行等に加え、F-2とF-15の飛行展示がありました。
 C-1の編隊の中には元岐阜飛実団所属のC-1、2号機も見られ、入間でも切れの良いフライトを見せていました。
 催し物も基地とつばさ会共催、ともしび会協賛の美術展も開催され、約3600名の方に鑑賞頂きました。開催に当たっては、基地隊員の他、入間支部の支援も得ました。恒例のミス航空祭パレード、警備犬訓練展示に加え、ロンドンオリンピックのメダリストのパレードとトークショー、入間修武太鼓、硫黄島分屯基地からのエイサーなど全部はとても見られないほどの多彩な内容でした。
 ブルーインパルスも久々の関東エリアでの展示でした。田中新隊長の下、演技間の間隔も狭く、また切れの良い展示を展開していましたが、あいにくのバードストライクがあり、残燃料不足からタック・クロス、ローリング・コンバット・ピッチ、コーク・スクリューの演技を残し、中止となりました。
 それでは、写真により当日の概要をご覧頂きます。
入間基地美術展会場の入間イン 厚生班長による作業指示

オープニングの消防車による放水。  恒例のミス航空祭

田中新隊長も笑顔でサイン 老若男女、たくさんのファンが集まりました。

シルバーインパルスの離陸。 2機編隊は離陸後、まさかのブレイク!
ミスター航空祭の車・・・、ではない。 様々な隊形と機動を披露。
習志野の第1空挺団による空挺降下 C-1の運動性の高さを見せた。
IRAN後の綺麗な機体を披露した後、岐阜へ帰投 低速から上昇に移行中
 4番機がスロット位置に移動開始 4,5番機が同時離陸・・・
上昇中の6番機は再び会場へ。 息の合った、5,6番機の演技。
後方から会場に進入。 予行はさくら、本番はスタークロス。
基地軽音楽部の演奏 硫黄島からはエイサーが参加。
美術展会場への入り口 大入りの美術展会場。
小松のF-15DJと1輸空のC-130による帰投時のロックウィング。


 F系の機動は難しい入間航空祭ですが、飛実団からIRANが完了したばかりのF-2、501号機とF-15が機動飛行を展示してくれました。ABは炊かずミリタリーパワーでのフライトでした。
 帰投も、F-15とC-130がわずかでしたが翼を振ってくれました。制限のある中、観客に少しでも応えようとするPやクルーの気持ちはきっと伝わっていると思います。