BI、松島基地帰還行事

【入間航空祭】

 平成25年11月3日(日)入間航空祭に32万人の観客が訪れました。32万人と言えば、入間市の人口が14万8千人、狭山市の人口が15万6千人、足しても32 万人になりません。約31万人のインフラしかないところへ、しかも一カ所に集中したので入場制限はされる、帰りの西武池袋線はダイヤが乱れると、記憶にも、たぶん記録にも残る航空祭になりました。
 それでもイベントとしては、オープニングフライト、飛行点検隊のYS-11とU-125、総隊司令部飛行隊のいわゆるシルバーインパルスのT-4、救難隊のCH-47"チヌーク"、U-125A&UH-60J、C-1&U-4等のフライトが無事に実施されました。YSもC-1も機体が古くなる中、元気なフライトを見せました。数を揃えた2輸空隊の頑張りに拍手を送ります。
 催し物としてミス航空祭パレード及び発表会、硫黄島基地隊の「硫琉」エイサーや佐渡分屯基地の「鬼太鼓」なども披露されました。修武台太鼓は、音楽まつりの練習に集中するため演奏はありませんでした。
  今年の観客が期待すると思われる「空飛ぶ広報室」のパネル展も東体育館で開催され、行列が出来る程の人気でした。
  つばさ会も恒例の美術展を入間つばさ会有志の支援の元、入間インで開催し、見学者は過去最高となる3,591名でした。今年はパネルの列をひとつ減らし、通路の幅を広げ、ゆったりと鑑賞できるようにしました。
 
 午後のブルーインパルスは、「整備の都合」のため5機での演技となりました。雲のある中、1区分で演技を開始しました。ロールするだけで拍手と歓声を頂ける中、エリアに侵入機ありということで、途中で演技中止となりました。
 更にこの後予定されていた303SQのF-15×2機のフライトも1パスだけで帰投となりました。
 侵入機とは、遭難者を救助した防災ヘリで、そこからドクターヘリへの移送ポイントが基地から3マイルということで、演技を中断せざるを得ない状況だったようです。F-15もこのドクターヘリのテイクオフスタンバイの影響を受け、離陸が遅れ、演技を1パスだけに決定。その後、RTBとなりました。
 人命優先で、待機も自衛隊の任務のひとつ、観客にもブルーや303SQのPにも残念でしたが、仕方がありません。またどこかで素晴らしい演技を見せて頂きましょう。
 それでは、当日の様子を画像でご覧下さい。

総合案内所と迷子はこちらへ
早朝から諸準備にかかる隊員 こちらは、まずは腹ごしらえから

開場も近い、T-4がメトロ
空挺隊員は基本操作の演練 手を振って、天候偵察に飛び立つ
0845に開門、最前列目指してダッシュ
開場直前 走るな、と言われましても・・・
ブルーのサイン会と飛行点検隊のYS-11
ブルーのサイン会、田中隊長も参加 YS-11を残すは空自のみ
総支飛のT-4フライト
今年もお約束のT/O後のブレイク 前席Pの平均年齢は50歳と
チヌークとC-1の編隊飛行
チヌークのコンテナには、「頑張ろう」「日本」と C-1は、5+1機がフライト
2輸空隊と第1空挺団の落下傘降下
予行に比べればおとなしめのフライト 第1空挺団、降下中
ブルーの曲技飛行
ブルー、3機で離陸、この後5、6番機同時離陸 5番機がスローロールを見せる
東体育館でのイベント
空飛ぶ広報室」のパネル見学の列 中空音の登場を待つ演奏会場

美術展、開催
美術展会場-今年は通路の間隔を広げた ご支援頂いた入間つばさ会の面々
Fの帰投
ABを炊いてF-15が離陸 3空団は戦競記念塗装のF-2で参加
ゆるキャラも多く会場で見られました。サイポン(左)、パックさん(中)、もろ丸(右)
入間つばさ会等の活動
幟の立つ入間つばさ会売店、終日の賑いでした。 大山商店、目玉はエレメントボールペン










 C-130機内見学に並ぶ長蛇の列です。
 ランウェイエンドには基地に向かう観客が見えます。
 いわゆる脚立エリアにもファンの姿が数多く見受けられます。基地に入らない人の数も考えると人気の程がうかがえます。
 昨年22万人、今年32万人、そして来年は・・・。



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